A-VEKT Image CSV Converter
A-VEKT Image CSV Converterは、画像とCSVファイルの相互変換を行うソフトウエアです。
画像をCSVファイルに変換することで、Excelを用いて画像データの編集を行うことができます。
PNGファイル等のαチャンネル(アルファチャンネル)の操作を行うこともできます。
画像ファイルは、bmp、png、tif、jpg、gif形式に対応しております。
使用方法
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画像ファイルを開く (.bmp;.jpg;.png;.gif;.tif)
File->Openでファイルを開きます。
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CSVファイルを開く (.csv)
File->Openでファイルを開きます。その次のダイアログで、CSVファイルのデータが対応する色要素を選択します。
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画像ファイルを保存する (.bmp;.jpg;.png;.gif;.tif)
File->SaveあるいはFile->Save Asで、画像形式に対応する拡張子を選択しファイルを保存します。
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CSVファイルを保存する (.csv)
File->SaveあるいはFile->Save Asで、拡張子.csvを選択しファイルを保存します。
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画像の色要素の分解
Edit->Decomposeで現在選択中のドキュメントの色要素の分解を行います。
RGB形式(24 bit)の場合は3つのドキュメント、
RGBA形式(32 bit)の場合は4つのドキュメントに分解されます。
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画像の色要素の合成
Edit->Combineで色要素の合成を行います。
RGB形式(24 bit)の場合は3つのドキュメント、RGBA形式(32 bit)の場合は4つのドキュメントから合成を行います。
合成で使用するドキュメント全てをあらかじめ開いておく必要があります。
ドキュメントを開いてない場合、色要素の選択リストに列挙されなくなります。
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変換フロー
CSVファイル形式
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幅W、高さHの画像ファイルは、列数がW、行数がHのCSVファイルに変換されます。
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CSVファイルの各要素は、以下のいずれかになります。
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32 bit RGBA形式(アルファチャンネルを含む)
32 bit RGBA値に対応する0-4294967295の10進数で表されます。
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24 bit RGB形式(アルファチャンネルを含まない)
24 bit RGB値に対応する0-16777215の10進数で表されます。
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8 bit形式(R、G、B、Aいずれかの一つの色要素)
8 bitの色要素の値に対応する0-255の10進数で表されます。
使用例
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画像から色要素B(Blue)を抽出してCSVファイルを生成
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透明度のコントロール
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背景が不透明な画像
迷惑メール防止用にメールアドレスの画像化を行う場合、Windows付属のPaintで作成を行うと背景が不透明になります。
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背景の透明化
Paintで背景を白色、文字を黒色として画像を作成し、Image CSV Converterで各色要素に分解し、CSV形式で保存します。
R(G、Bでもよい)成分のCSVの反転(255からの引き算を行う)をExcelで作成して、合成時にアルファチャンネル(A)として使用します。
対応OS
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Windows Vista, 7, 8.1, 10 (32または64ビット版)